IIJmio ひかりへ
先日、自宅の WAN 回線を IIJmio ひかりに切り替えた。 数年前にフレッツ光から @T COM ヒカリに「転用」済みだったので、今回行なった手続きは「光コラボレーションモデルの事業者変更」だった。 どうでも良いけどネーミングがどれもこれもゾワゾワする。
最大のモチベーションは IPv6 IPoE 接続への移行で、表立って体感できる違いも特に無いのだけど、まあ無事に切り替えが終わって満足している。
昨年(2020 年)の Q2 頃、世情に違わずウチの WAN 回線でも実効速度がかなり落ちた時期があった。 同時期に、仕事関係でとある ISP から「網終端装置の輻輳が原因」という情報をもらったので、ウチも同じ原因だったんだろうと思う。
将来性を考えても「ならば IPv6 だ」ということになるわけだけど、@T COM では v6 プラスの利用に「ひかり電話(HGW レンタル込)」もしくは「Wi-Fi ルーターレンタル」の契約が必須条件だった。 手段が目的からあまりにも乖離しているし、不必要な機材のレンタル契約なんて到底飲むことはできなかった。
そんなこんなで悶々としていたのだけれど、先日のエントリを書きながらふと思い立って調べたところ、ちょうど IIJ がキャンペーンをやっていることを知った。 契約解除料や手数料がほぼペイできる計算になるし、モバイル回線とセットで月々の割引もあるし、何より transix が無料・無条件で使えるということで、俄然やる気になった。
実際に手続きに着手してから一週間で完了した。 その間、電話を二本と Web での手続きが一回。 工事は NTT 局舎内のみだったので、ほとんどが純粋な待ち時間だった。
失うものは何もなかったのかと聞かれると、そうでもない。
まず、外から自宅へのアクセスを諦めた。 具体的には VPN と、自宅で常時稼働している NAS への SSH が死に、さらに将来自宅サーバを立てることも(現実的に)不可能になったが、いずれも困るほどのことではないので潔く諦めることにした。
あと、そこそこ長い間使ってきた RTX810 が DS-Lite に対応していないので、退役させざるを得なかった。 RTX830 への買い替えも脳裏をよぎったが最早モチベーションは全くなく、普通に電器屋で BUFFALO の Wi-Fi ルータを買ってきてリプレースした。
心なしか、少し身軽になれた気もする。