職場で長いこと使ってきた Logicool M570 の不調がいよいよ無視できなくなった。
分解してオーバーホールするという手もあるのだけど、そこそこ使い倒した感があるので買い換えることにした。
近年 ELECOM がトラックボールに力を入れている雰囲気があるので、
M-DT1URBK
にしてみた。
普通に 5,000 円弱で店頭に並んでいた。

ボールが同じ 34mm 径らしいのでなんとなく M570 とスワップしてみたものの、たまにポインタがドリフトするので戻した。
相性があるのか、このモデルの性格なのかはわからない。
ボールの位置の違いは半日くらいでだいたい慣れた。
今のところ特にどちらが良いとも感じないけれど、これを本当に人差し指だけで転がすとなると指の可動域が足りない気はする。
Git リポジトリによろしくないデータが push されそうになったらブロックしたい。
具体的には、位置情報をうっかり消し忘れた画像データとかそういった類。
そもそも commit できないようにするのがベストなのだけど、ローカルでフックを効かせられる環境ばかりでもないので。
使えそうなサーバサイドフックは
pre-receive
か update
になるわけだけど、ユーザ視点で見ると違いがいまいちピンとこない。
なんだか update
が pre-receive
の上位互換に思えてしまうけれど、そう単純な話ではないのかもしれない。
ともあれ今回の用途ではきっとどちらでも良くて、update
の方が実装はすこしだけ楽。
というわけで書いてみたところこんな感じになった。
ぐるぐる回してるところはこの解説を参考にさせてもらった。
検査が雑な気がするけれど、保険くらいの気持ちで置いているのでこの程度で。
個人番号カードの電子証明書の期限が近いということで、役所の窓口まで更新手続きに行ってきた。
暗証番号を紙に書いて職員が代理入力するか、自分でタッチパネルで入力するかという選択肢を示されたので、後者を選んだ。
一応あらかじめ新しい暗証番号を用意して行ったのだけど、流れの説明も特にないまま無骨な画面を次々出される中で「さっき入力したのは本人確認用の現在の暗証番号か?それとも新しい証明書用か?」と混乱してしまい、面倒になってすべて以前と同じものにしてしまった。
カードを新規発行した時には確認のために暗証番号をそれぞれ 2 回ずつ入力させられた記憶があるけれど、今回はそれぞれ 1 回で終わってしまい、入力を間違っていないか途端に不安になった。
すべての入力が終わったあと、担当してくれていた職員が PC を操作しながら「こんなに長いの覚えていられてすごいですね」というようなことを言った、ように聞こえた。
まるで独り言のような言い方だったし想定外(つーか覚えてないし目コピだし)だったので咄嗟になにも反応できなかったのだけど、これは職員が入力された生の暗証番号を見ることができる(あるいはそもそも目視確認するフローになっている)ということなんだろうか?
いや、どうせ専用にランダム生成したものなので、必要なのであれば、暗証番号を担当職員に見られることは個人的には許容できる。
ただ、いずれにせよ人目に触れると事前にわかっていたら、わざわざ ABC 配列のタッチパネルを使って自分で入力するなんて選択はしなかった。
最後に書類を渡してくれた別の職員が「無事に通りましたので」というようなことを言った。
無事に通らないことがあるの?通らなかったら新旧の証明書はどうなるの?
みたいな疑問が浮かんだけれど、礼だけ述べて辞去した。
総じて、不安を覚える手続きだった。
セキュリティはよくよく考慮されていると言われているし、合理的で便利な方向に活用が進めばいいとは思うけれど、そもそも現場の窓口での UX がこれじゃあな、というのが正直な感想。
複雑な技術を現場にどうプレゼンテーションすべきかの悪い見本かな、なんてことも考えた。
暗証番号が間違っていないか、いざ必要になる前にどうにかして確認しておかないと。