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なぜ今 blosxom なのか

別の VirtualHost で夜な夜なこっそり移行作業を進めて、やっと Tokyo Promenadeから blosxomに乗り換えたわけだけど、

なんでまたそんな古い CMS をわざわざ使い始めたの?懐古主義なの? ド M なの?

と詰問される可能性があるので(ないよ)、あらかじめ防衛線を 張っておこうかな、なんて。

宗教上の理由

今のところこんな宗教たちを信仰しているわけですが、

Tokyo Promenade だと C のソースコードに抜本的に手を入れないといけなくて 泣く泣く見て見ぬふりをしてきたこれら宗教の戒律(?)たちが、プラグイン かき集め(てちょろっと手を入れ)るだけでぜーんぶ満足できる。 そう、 blosxom ならね。 あれ?これ、 blosxom 使わない理由なくね?

あ、ちなみに Tokyo Promenade さんを dis ってるわけじゃないです。 堅くて爆速の CMS がチョー簡単に動かせるというのは他を圧倒してるし、 細かいところをいじりたいと思ったときにハードルが高いというのは もはや思想レイヤーの話なので、あーだこーだ言ってもしゃーない。

拡張性

拡張性最強。というか minimal な本体と徹底したプラグイン至上主義が めっちゃ素敵。 API 自体は質素な印象だけど、その気になればプラグインから 本体をガシガシいじれちゃうあたりも「自己責任で好きにしな!」 って感じでとっても好印象。

こんなことできたらいいのになぁっていうことはだいたい誰かが プラグイン化してくれてるし、ほとんどのプラグインが snippet レベルなので 読むのもいじるのもラクラク。ただみんな自分の環境用にほとんど 書き捨ててるっぽくて、たまにえっと思うようなトラップが仕込んで あったりするけど、それもまた微笑ましい。同じはずのプラグインでも 派生物がわらわら見つかったりして、そういう文化なんだなぁと思う。 blosxom は Movable Type や WordPress には太刀打ちできなかった (と思ってる)けど、そもそも土俵が違ったんだと。

将来性

現時点の最新版の 2.1.2 がリリースされたのが SourceForge によれば 2008 年 10 月 2 日とほぼ 5 年前なので、ある意味将来性なんて皆無。 しかーし逆に考えるんだ、こいつはとっくに枯れきってる! アップデートの手間もなければ仕様変更に振り回されることもない! しかも全体でこの程度の規模なら、自力でどうにでもできるぞ!!

おまけ

とまぁそんなことを考えつつ blosxom に乗り換えたわけですが、 嬉しい誤算が一つ。 カテゴリごとに RSS が出力できる!

つまりリア充な皆様がたむろしていらっしゃる SNS 界隈には 当たり障りのない日記だけ上げて、こういうヲタ話は気を遣わずに 書き散らせる、ということ。これ、地味に嬉しい。