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FreeNAS 稼働開始

というわけでうっかりポチった HP ProLiant MicroServer N54L、とりあえず FreeNAS 入れて ZFS と戯れてみたけど、想像してた以上にメモリ喰らいなのがよくわかった。 パターン少ないけど、 fio で適当にベンチってみた結果、データサイズが小さいとアホみたいな性能出てウケる。

で、 replace とか expand とかの確認も終わったので、ちゃんと NAS としてセットアップしましょうと。

OS

ZFS 使いたいけど、たとえば FreeBSD でイチから構築するのは面倒だし、ストレージ領域用以外に HDD を積む気もないし、 USB スティック向けにいろいろ気を配るのも地味に大変そうなので、やっぱり安直に FreeNAS 一択。まぁ実際使ってみると FreeNAS が俺の中で至上かと言えば決してそうではないんだけど (特にプラグイン jail まわりは未だにすごく気持ち悪い)、どうせ安定稼働始めちゃえば意識しなくなるんだし、と自己暗示。

8GB の USB メモリにイメージ書き込んで Web からぽちぽちしてセットアップ完了。

ディスク構成

先代の ReadyNAS Duo は

といういわば時間差三方向ミラー構成で、実効容量と実容量の比率で見れば贅沢な構成だった。 これは万一筐体が故障したときにX-RAIDの手復旧が難しそうなので、その保険を掛けてたつもり。

ストレージ容量はそんなに必要ないし、わざわざ RAID-Z 組んでいざってときにディスク2本から復旧ってのもトラブりそうなので、結局 FreeNAS でも普通に2本ミラーでスタート。 将来的にもし容量が欲しくなったら expand するかミラー足すことにする。 その場合、難を言えば、ディスク4本構成で RAID10 相当とか耐障害性の観点で至極残念だけど、今の段階で RAID-Z2 を組んどくモチベーションも特にない。

ハードウェア依存から晴れて脱却した (はず) ので、スナップショットとかバックアップとかは気が向いたら考える。

ファイル共有

Dropbox (使ったことないけど) いいなぁ、と前々から思ってたので、プライベートクラウド()的な感じを目指すことにする。

この条件であーだこーだと検討した結果、 BitTorrent Sync を採用することにした。 FreeNASのプラグインもあるし。 他に ownCloud も候補ではあったけど、機能がゴテゴテしてるしクライアントアプリの評判も芳しくないので今回は見送り。

如何せんプロプライエタリなので BitTorrent Inc. がいつまでサポートしてくれるんだろう、という不安はうっすらあるものの、まぁその時はその時。あと、少なくとも Btsync プラグインの 1.3.94 では何をどう頑張っても umask が効かない。ソースから裏取ることもできないのでもんにょりしつつ、同期対象のフォルダは AFP とか別の手段では触らないことにした。

そういった細かい不満はあるものの、実際使った感じはすごく快適。 ビールを奢りたい。 1000BASE-T な LAN だと 30MB/s 程度は出るけど、そもそもそんなに速度が必要なものでもなかった。

VPSのバックアップ

地味に一番悩んだのがこれ。 Ready NAS Duo では Bacula プラグインを入れて Director と Storage Daemon を動かし、VPS (要はこの鯖) の File Daemon から TLS 通信でデータを吸い出してた。

FreeNAS にも Bacula プラグインはあるけど Storage Daemon のみで、しかも Web UI からは TLS 絡みの設定ができない。 Web UI があるものは極力そっちから触りたい (齟齬が起きたら嫌) ので手でガシガシ設定するのも受け入れ難く、そうなると Bacula は使えない。

で、結論としては必要なディレクトリだけ cpio なりでアーカイブして、 rsync over SSH で吸い出すことにする。 まだ設定してないけど。 Bacula 使ってた頃は「鯖吹っ飛んでもベアメタルリストアできるぜフハハ」とか思ってたけど、VPS のベアメタルリストア手法を確立してるわけでもないし、実際はどうせ手で再構築するんだろう?と自己暗示。

まとめ

そんなこんなで妥協と自己暗示を積み重ねながらも無事に FreeNAS が稼働を開始し、2010年の2月から頑張ってくれてた先代 ReadyNAS Duo v1 は (念のため) ディスク1本を残して箱に帰って行きましたとさ。

妙なこだわりを捨て去れば生き易いのかもしれない、としみじみ感じる今日この頃。