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2002-10-03

その時俺はアメリカ西海岸の、崖の上にぽつりと建つ家にいた。あまり良い天気ではなかった。が、気分はそう悪くなかった。

ふと窓の外に目をやると、俺の娘がこちらを覗っている。その表情には心持ち不安の色を浮かんでいる。二人で出掛ける予定だったのだ。そして、先に車に乗っているように言いつけたのだ。

俺は外へ出た。娘は今にも泣き出しそうだ。

俺は、間もなく6歳の誕生日を迎える娘を抱き上げた。彼女も少し落ち着いたようだ。俺も少し安心して、少し遠くに目をやる。

崖に沿って走る道に、妙な車が停まっている。

嫌な予感がした。俺はその車を見据えた。

車に動きがあった。

中から男が降りてくる。左脇腹に右手が伸びる。

俺の予感は的中しちまったようだ。

俺は娘を右脇に抱え、左半身を奴に向けたまま、家へ向かって走った。玄関を蹴破り、台所の引き出しに入っているグレネードランチャーとカートリッジ数個を鷲掴みにし、勝手口から外へ出る。海側のブッシュへ向かって走ると、家の影から奴が姿を見せた。手にはM92。

拙い。ランチャーにカートを装填していない。そんなことを考えながらブッシュに飛び込む。娘を庇いながら背中から着地する。頭上を9mm弾が掠める。

すぐ17フィート先は崖になっている。俺は崖から娘を海に突き落とした。娘の金切り声が宙に響き渡る。正直、足手纏いだ。崖は25フィート程の高さだし、今日は珍しく風が無く、海も凪いでいる。100フィートも泳げば砂浜もある。先ず死ぬことはないだろう。

だから、頼む。お前だけは生きていてくれ。

すぐそこで奴の足音がする。俺はランチャーにカートを装填し、ブッシュに身を潜める。さて、時間のようだ。銃把を握り締める。

という夢。

今日はオール日大定休日ですか。どうりで久し振りに高校脇を通ったら、蛻の殻だったわけだ。

明日からサークルの合宿に逝ってきます。